地震や自然災害などで停電してしまった際ですが、電子機器の大半が使えなくなる事だけでなく、真っ暗な中で夜を過ごすというのは気持ち的にも非常に不安になるかと思います。
その様な中で照明が有る場合と無い場合とでは状況がだいぶ違ってくるのではないでしょうか?
今回ですが、停電時の際に役立つLED照明と実際の活用方法に関しての情報をまとめてみましたのでご参考にして頂けたらと思います。
Contents
電気を必要としない充電式のLEDライト商品に関して
ご家庭でお使い頂いている照明などはスイッチ一つでライトを点灯する事が出来て非常に便利な反面、電気が使えない場合はライトを点灯する事が出来ない状況となってしまいます。
その際に代わりの照明として活躍が期待できるのが「 充電式のライト 」
こちらの充電式のライトに関してですが、充電式と言っても様々な種類が有りますので、詳しく説明して参ります。
バッテリータイプの充電式ライトとソーラー充電のライトに関して
バッテリータイプの充電式ライトに関して
バッテリータイプの充電式ライトに関してですが、主に「 LED懐中電灯 」や「 LEDヘッドライト 」などの商品となっており、バッテリーとしては「 18650電池 」や「 26550電池 」などのリチウムイオン電池を使用します。
事前にリチウム電池を充電しておき、必要な際にライトを点灯する形となります。リチウム電池に関しては電池の充電後の自然放電は緩やかなので(充電後1カ月経過しても満充電時の80%はキープします)電池の残量をすべて使いきっていなければ、停電時に活用する事が可能となっております。
LED懐中電灯やLEDヘッドライトで使用するリチウムイオン電池ですが、「 保護回路が搭載された電池 」をお選び頂かないと異常な発熱や電池がショートした際の発火などで2次災害に繋がる恐れが有りますのでご注意ください。
リチウムイオン電池を電源とする充電式のライトですが、乾電池で点灯するライトよりも明るい商品が多いので、これらのいずれかの商品を一つ持っておくことで、停電の際にも強力な光で周囲を照射します。
これらの懐中電灯・ヘッドライトの中には乾電池での利用も可能な商品もあり、18650電池をご用意頂かなくてもご使用頂く事が可能となっております。
また、この他にも「 LED作業灯 」を停電時の照明としてご使用頂く際には「 12v対応のバッテリー 」が有れば作業灯を点灯する事が可能となっております。
12v対応のバッテリーに関してですが「 自動車のバッテリー 」などが有り、現場作業などで電動工具をご使用なられている場合は「 電動工具のバッテリー 」を使って「 簡易的なLEDランタン 」を作成する事も可能です。
ソーラー充電のライトに関して
ソーラー充電タイプのライトに関してですが、上記で説明したバッテリーの充電を行っていなくても、ソーラーパネルをから充電を行うので、天候さえよければ夜間用の照明としてご使用頂く事が可能です。
ソーラータイプの充電ライトに関してですが、「 LEDランタン 」やご家庭の玄関などに設置している「 センサーライト(コンセント不要のタイプ) 」などで多くあります。
充電式のLEDライト商品の点灯時間に関して
停電の際ですが、どのLEDライトがどのくらいの時間を使えるかで必要な商品が変わったり、ご使用方法も変わってくるかと思います。
そこでNLAセレクトではLED懐中電灯・LEDヘッドライトを3400mAhの18650電池を使って使用した場合の点灯時間をまとめてみました。
LED懐中電灯・LEDヘッドライトの点灯時間に関して
LED作業灯の点灯時間に関して
LED作業灯をパワーツールのバッテリーと接続した場合ですが、電池の容量と点灯時間に関しては以下の様になっております。
NLAセレクトでは「マキタのバッテリー」と作業灯を簡単に接続できる専用アダプターを作成致しました。マキタのバッテリー(BL1430やBL1830と同じ充電端子ならOK)をお持ちの場合はバッテリーを改造する事なく簡単にランタンとしてお使い頂く事が可能です。
センサー式照明の点灯時間に関して
ソーラーパネルで充電を行うタイプのセンサー式照明に関してですが、
フル充電に掛かる時間・・・8時間から10時間
弱い光のモード・・・24時間使用可能
センサーモード・・・約50回
弱い光のモードに関してはセンサーが夜と判断した際に自動で点灯する状態の事で、センサーモードに関しては人がセンサーの前の通過した際に点灯する強い光の状態となっております。
充電式のLEDライト商品の活用方法
ここまで充電式のLEDライトの商品の紹介と点灯時間に関してお伝えしてきましたが、ここではNLAセレクトのお客様が停電時に当店の商品を活用された方法や、停電の際に実際に活用できる方法に関してお伝え致します。
充電式ライトの活用事例(自動車バッテリー+作業灯)
自動車のバッテリーとLED作業灯を繋げてライトを点灯される方法です。実際にどのような形で接続するかと言いますと・・・
ハロゲン投光機を48W-LEDに交換して使用。
※電源が無い場所での作業で使用。バッテリーは自家用車等で交換した古いバッテリーを充電して使用(車のエンジン始動には能力が足りなくてもLED点灯するには十分です)
※9/6の北海道胆振東部地震で長期間停電(ブラックアウト)になりました。この投光機を近所の障害者施設に貸し出し、夜間に明かりの確保に大変喜ばれました。
自宅でもNLAで購入していたLED作業灯(重機やトラック設置予定のLED)と古い自動車バッテリーを接続し停電の夜を過ごしました。古いバッテリーでも充電しておけば、LED作業灯で一晩中明かりを確保できました。
当店の作業灯から、お客様がご用意されたコードにてバッテリーまで配線を繋いで形となります。
自動車のバッテリーとLED作業灯の組み合わせですが、作業灯の活用方法の中でも人気の一つとなっております。
通常時ですと、夜釣りの際にこの方法をご使用になるお客様が多いですが、停電時などの非常時には強力な夜間照明としてお使い頂く事が可能です。
センサー式ライトを懐中電灯の代わりとして使用
通常ですと玄関や事務所の入口に設置する事が多い「センサー式ライト」に関してですが、停電の際などには屋外に設置していたものを外して家の中の照明としてもご利用頂く事が可能です。
今回の停電では、NLAさんのソーラーセンサーライトが4つありましてそれが大活躍でした!昼間太陽さんの下でたくさん充電しておけば一晩くらいなら全然大丈夫でしたよー懐中電灯がわりに持って歩いても使えましたよ!
あとは、以前にモニターでいただいた充電式の作業灯も大活躍でした!ただ、充電が残り少なかったんですがなんとか2日持ちました。
ソーラー充電なので事前の充電は不要となっております。また、明るさに関してもLED懐中電灯(18650電池を使用するもの)の中で、チップが一つの物と同等、もしくはそれを上回るレベルとなっております。
その為、非常時には懐中電灯代わりとしてのご利用でも活躍できる商品となっております。
作業灯と電動工具のバッテリーを接続してランタンとして活用
LED作業灯と電動工具のバッテリーを活用した方法です。
自動車のバッテリーと作業灯を組み合わせる方法と似ておりますが、バッテリーのサイズが小さいので簡単に持ち運びが可能で、LEDランタンとしてのご利用が可能です。
また、こちらの方法は通常ですと「電動工具のバッテリーの改造」が必要となりますが、お客様の利便性を考えてNLAセレクトでは「LED作業灯+マキタのバッテリー」をワンタッチでセット出来る商品をご用意しております。
今回の北海道の地震の停電で大変活躍しました購入して良かったです♪
作業灯とパワーツールの組み合わせに関してですが、48w作業灯をご使用の場合、ランタンの明るさの中では「最強クラス」となりますが、ご使用可能時間が限られてしまいます。
長時間にわたる停電となりそうな場合には、ご使用される作業灯を15wに切り替えて頂く事で48w作業灯の時よりも3倍以上長い時間でご使用頂く事が可能となっております。
まとめ
停電が発生する際と言うのは自然災害など突然の事がきっかけと言うのがほとんどかと思います。
それなので事前に備えておく必要が有りますが、普段の生活の中では「事前に備えておくと言っても・・・」と言うのが実情かもしれません。
それなので、あなたの普段の生活で役立つLED商品を一つでも取り入れておく事で、非常時の際にも明かりには困らずにライフラインが復旧する数日間を過ごせるかと思います。
今回ご案内させて頂きました内容をご参考にして頂けたら幸いです。