電動工具のメーカーとして多くの方に利用されているマキタ。その中でもバッテリーとして利用されるシーンが多いのがBL1430やBL1830など四角い形をしたタイプ。
こちらのバッテリーに関してですが、実はマキタの電動工具用のバッテリーとしてだけでなく、「様々なシーンで活用出来る便利アイテム」としてもお使い頂ける事をあなたはご存知でしょうか?
こちらの情報を知っているといないとで災害や停電などの突発的なトラブルの際の対応が大きく変わってきます。
今回ですがマキタのバッテリーを電動工具の電池から「万能なバッテリー」に変化させる為の方法をご紹介していきたいと思います。
Contents
作業現場でのマキタなどパワーツールバッテリー活用方法に関して




上記の写真のバッテリーはマキタの物ではありませんが、NLAセレクトで今回充電式の作業灯向けのパーツを販売するきっかけになったのはお客様からお送り頂いたお写真がきっかけでした。
LED作業灯+パワーツール用バッテリー
と言う現場目線の改造商品
こちらの活用方法をNLAセレクトのフェイスブックページで紹介したところ、多くの方に興味を持って頂いた事がきっかけで、当店のマキタのバッテリーに関しての見方が大きく変わりました。
上記のバッテリーとLED作業灯の組合せですが
バッテリーの電圧・・・14.4V(バッテリーの電圧は18Vでも同様となります。)
作業灯の対応電圧・・・12Vから24V(NLAセレクトの作業灯は10Vから70Vまで対応)
当店でも扱っているマキタ製の互換バッテリーを使って作業灯に通電してみたところ、作業灯がしっかり点灯する事を確認致しました。

マキタの互換バッテリーにLED作業灯の配線を接続、バッテリーから電気が流れる状態にしてみました。

マキタのバッテリーにLED作業灯の配線を繋ぎ、作業灯を点灯させた際の写真です。
ただ、こちらの接続方法では作業灯の配線が剥き出しで配線部分の通電状況が不安定と言うだけでなく、バッテリー側の部品を傷つけてしまう危険性も有るので、現場で活用出来たのはバッテリーの改造が出来るお客様のみに限られました。
実際、NLAセレクトにも「興味はあるけど方法が分からない・・・」と言ったお声を多数頂いておりました。
この様な経緯が有り、マキタのバッテリーを使用し、尚且つ簡単にセットが出来るアダプターの設計をスタートし、バッテリーメーカーと協力して、バッテリーアダプターのご用意が出来ました。
マキタのバッテリーとNLAセレクトのアダプターの組合せに関して
さて、NLAセレクトで独自に開発した
「マキタのバッテリーを使用し、尚且つ簡単にセットが出来るアダプター」
こちらに関してですが、12Vで点灯するLED作業灯を使っての組み立て動画を撮影致しました。
動画を見て頂ければお分かりかと思いますが、マキタのバッテリーにワンタッチでセットするだけとなっております。
マキタの(改造)ライトとの違いに関して
マキタの純正品の工具を改造し、作業灯などと組み合わせて作成する改造型のライトですが、改造したライトに使用している商品がLED作業灯と言うケースが多く、当店でご提案しているマキタのバッテリーを使用した充電式作業灯と非常に似ております。
ただ、こちらの改造型のライトとNLAセレクトのアダプターを使用した場合の利便性には違いが有り
・バッテリー以外のパーツが故障した際の交換状況が違う
・ライトしてだけだなく別の商品の電源としても利用可能
・実際のご使用者様が簡単にセッティング可能(改造の知識が無くともで利用可能)
という事が挙げれらます。
NLAセレクトでは充電式の照明をお使いのお客様の事例などを元に、商品の開発を行ってきたので充電式照明に起こりがちな「パーツの一部分が壊れて商品が使用出来なくなる」と言うトラブルを解消できる様、各パーツを分離できる形を取っております。

通常のLED作業灯とパワーツール電池を使って充電式作業灯をカスタムできる組み合わせになります。
USB電源+12V出力でご活用頂けます!
NLAセレクトのマキタバッテリー向けアダプターに関しては中央部分のDC配線を繋ぐ部分がが12ⅴ出力となっており、左右のUSBに関しては5v出力となっております。その為、ADP05でご利用になる様なUSB機器のご利用やスマホの充電と言ったご利用方法も可能となっております。

LED作業灯とパワーツールバッテリーを繋ぐアダプターの出力に関しての説明写真です。
12V出力でマキタのバッテリーが使える事の意味




岸壁からの夜釣りの際に利用する集魚灯を作業灯とバッテリーを組み合わせて作製した写真です。

マキタのバッテリー・・・小型なので持ち運びも苦にならず、LEDランタンとしても活用出来る。バッテリーの持ち時間は自動車のバッテリーに比べて短い・対応電流は3.3Aまで
(バッテリーを複数持つ事で使用時間を延ばす事は可能)
自動車のバッテリー・・・マキタバッテリーに比べて長時間利用な反面、大きいので持運びが大変。
夜間の海釣りのライトをお探しの際には以下の記事を参考にしてみて下さい。
マキタのバッテリーとアダプターの活用事例
LED作業灯を組み合わせたケース

マキタのバッテリーにNLAセレクトのアダプターを装着・作業灯と接続した際の様子です。

マキタのバッテリーにアダプターを接続した際の様子です。USB出力にも対応しているのでスマホの充電にもご利用頂けます。

アダプターの12V端子ですが、サイズは外形O5.5ミリ・ピン径O2.5ミリとなります。
作業灯との組み合わせに関してですが、NLAセレクトの作業灯をお使いの場合には作業灯に取り付け可能な取っ手をネジ止めにてお付け頂く事が可能です。(ランタンの様に持ち運びができます)

NLAセレクトの作業灯の背面にはネジ止め用の穴が有り、「作業灯用取っ手」に付属しているネジで取っ手が取り付け可能です。
※48W作業灯と27W作業灯(四角型)には「作業灯用イエローレンズ」を組み合わせる事も出来るので、黄色い光のランタンを作成する事も可能となっております。
LED作業灯と組み合わせたケース(台車の照明として活用)

マキタのバッテリーとNLAセレクトのアダプターを台車の照明として活用した事例です。

マキタのバッテリーを台車の下にセットして作業灯を台車の前面にセットしております。

マキタのバッテリーを電源として48W作業灯を点灯した際の様子です。

48W作業灯を台車に設置して、点灯した際の様子です。

マキタのバッテリーを使った持ち運べるライトをお探しのお客様のご感想です。
スピーカーと組み合わせたケース

マキタのバッテリーとアダプターを組み合わせてスピーカーの電源としてご利用頂いている事例です。


非常時の活用方法に関して
(2019.1.8更新)
ここまで「マキタのバッテリー+NLAセレクトのアダプター」を使ったお客様の活用事例や、当店の商品情報等をお伝えして参りましたが、日常生活でのご使用以外にも、
・停電した際のスマホの充電(USB電源)としての活用(モバイルチャージャーとしての活用)
・停電時に作業灯などのLEDと組み合わせてランタンとして活用
(2018年の大阪を襲った台風・北海道で発生した地震時の停電で実際にお客様がご使用になられました)
上記の様な、非常用電源と言った形でのご使用も可能となっております。
マキタのバッテリーをお持ちの際には特に防災用品としてもご使用頂ける商品となっております。
まとめ
NLAセレクトが本商品を生産するきっかけになったのはお客様からのアイデアがきっかけでした。
現場目線でのアイデアを取り入れる事で充電式作業灯と言う既成商品とは全く違う発想で実用的な商品をご用意する事が出来ました。
また、お客様のお手元にある商品を出来る限り活用でき、故障してもパーツ交換のみで済む仕様となっており、本商品をあなたの生活で上手くご活用して頂けたら大変嬉しく思います。
今回ご紹介アダプターに関してですが以下のブログ記事にて詳しくお伝えしております↓↓