LED作業灯に関してですが、商品の構造上、ノイズが発生しやすい商品となっており、あなたがお使いのラジオや無線機の状況によってはノイズが発生してしまう可能性が御座います。
どの様な内容が原因でノイズが発生しているかは一概に特定するのは難しいのですが、作業灯のノイズが発生する原因として考えられる可能性が高い物に関しての情報をまとめてみましたので、ノイズ対策のご参考にして頂けたらと思います。
Contents
LED作業灯をお使いの際に発生するノイズについて
あなたのご使用機器にノイズが発生する原因に関してですが、大きく分けると以下2つのどちらかの要因が関係しております。
作業灯を点灯した事で無線等の使用に影響が出る電波妨害を生じない事。(EMI)
付近の電気機器などから発生する電磁波などによって作業灯の点灯を阻害されない機能(EMS)
「電気環境適合性」・「電磁環境両立性」等と呼ばれる事もあります。
作業灯が原因のノイズとは
LED作業灯ですが、他の照明に比べて狭い範囲にLEDチップやインバーターなどを配列する形となっている為、これらがノイズを引き起こしやすい原因となっております。
ただ、全てのご使用機器でノイズが発生するわけでなく、あなたがLED作業灯をご使用になる環境も大きく影響致します。
根本的な解決策としてはノイズが出ない仕様の作業灯をお使い頂く事が一番となりますが、現時点でノイズが発生している作業灯に関しても、使い方によってはラジオや無線機器のノイズを発生を抑えながらお使い頂ける場合も御座います。
こちらの方法に関しては以下で紹介しております4つの対処法やフェライトコアと呼ばれる外付けパーツが挙げられます。
購入した作業灯でノイズが発生した際の4つの対処法
既にお使いの作業灯でノイズでお困りの際には以下の4つの内容をご確認してみて下さい。
2.電源から作業灯を繋ぐまでの配線を変更してみる
3.ラジオや無線機と作業灯との配置を変えてみる(ご可能な場合)
4.ラジオや無線機のアースなどの取り出し位置を変更してみる
ノイズが消えない場合には・・・
上記の方法をお試し頂いても、ノイズが発生する場合ですが、既存の作業灯をお使い頂く際に「新たにノイズ対策用にフェライトコアを設置してみる」と言った対処を行って頂き、こちらの方法でも状況が改善しない場合には「作業灯をノイズが発生しない物に変更する」と言った流れになっていきます。
フェライトコアをノイズが発生した機器(設置が難しい場合は作業灯)にお取り付け頂く事でノイズの症状が改善される場合も御座います。フェライトコアを設置される際ですが束になった配線を挟む様に設置する方が、より効果が期待できます。
ノイズ?作業灯通電時に高音の金属音がする場合
作業灯をご使用機器に設置し、通電した際に「キーン」と言う高音の金属音みたいな音が発生する場合が御座います。
こちらに関しては作業灯が原因のノイズでは無く、ご使用機器から作業灯までの配線で接続が不安定である為に、しっかりとした通電が出来ていない事が原因の物となります。
作業灯通電時に高音の金属音がする場合には、配線の接続に問題が無いか確認を行ってみて下さい。
これから作業灯を購入する場合
現在、新しい作業灯をお探しの場合で、ご使用機器での作業灯が原因のノイズ発生を防ぎたい場合ですが、ノイズレス作業灯をお使い頂くのがおススメです。
安価な作業灯よりも価格面では劣りますが、安価な作業灯をご購入頂いた後に作業灯でノイズが発生し、再度最適な作業灯を探す手間とコストが抑えられます。
これらの商品が本当にノイズレス仕様なのかご確認頂く際には、どう言った仕様が根拠でノイズレス仕様なのかご確認頂くと本当にノイズレス仕様の作業灯なのかご判断頂けます。
【ノイズが発生しない作業灯】に関して
ノイズが出ない作業灯と普通の作業灯の違いについて
NLAセレクトですが、お客様が作業灯ご利用の際に「ノイズが発生して困る」と言う問題に着目し、こちらの問題を解消する為に工場と協力をして、作業灯内部の回路の改良を行い作業灯点灯時でもノイズが発生しないタイプの作業灯もご用意しております。
具体的な改良点に関しては以下の通りとなっております。
ノイズが出ない作業灯の改良点に関して
ノイズレスLED作業灯に関してですが、作業灯の回路内部にコイルを搭載し、作業灯から発生する電磁波を抑える様にしており、一般的な作業灯をご使用の際には発生してしまうノイズが発生しない作りとなっております。
その為、作業灯点灯時でも無線機器のノイズを気にせずお使い頂く事が可能です。
検査機関で検査も行ってみました
NLAセレクトの中でも一番人気の48W作業灯に関してですが、ノイズレス機能の確認を第三者に行ってもらうべく、検査機関に検査を依頼し、日本の電気用品安全法のEMC規制のテストもしっかりと合格しております。
48W作業灯以外のノイズレス作業灯に関しても48W作業灯と同様の技術にてノイズレス仕様の改良を行っております。
品質改良・取扱商品も拡充中です
ノイズレス仕様の作業灯に関してですが、NLAセレクトでの取扱は当初は48Wや27Wのみでしたが、2022年7月時点で48Wや27W作業灯と言ったスタンダードな作業灯だけでなく、80W・120W・180W・240Wなどの業務用機器でご使用になる様な大型の作業灯に関してもノイズレス仕様の作業灯として取り扱いを行っております。
また、チップが黄色い作業灯や後付けでお使い頂けるイエローレンズ、レンズに貼り付けるタイプのカラーシートなど、作業灯の光を後から変更できるオプションパーツも徐々に拡充しております。
作業灯ご使用の際にノイズの注意が必要な機器とは?
当店のノイズレス対応前の事例や他店の作業灯でノイズでお悩みのお客様からのご相談内容をまとめますと
・船舶
・トラクターなどの農業機器
・リモコン式クレーン車
と言った機器はノイズ等の問題が発生しやすく特に注意が必要な機器になります。
具体的な症状としてLED作業灯を買って実際に点灯させたところ
・トラクターでライト点灯時にラジオが聞けなくなった
・船の無線でノイズが入ってしまう
・クレーンのリモコンが上手く動かなくなった
と言った問題が発生する事が有る様です。
上記の機器などですが、比較的ノイズに関するご相談を頂くことが多いご利用シーンでは有りますが、NLAセレクトでも多くのお客様にご使用頂いており、様々なご使用事例も頂いております。
ここからはNLAセレクトのお客様が実際に作業灯をどの様にご利用になっているのかをお客様から頂いたご使用事例と共にご紹介して参ります。
ホイールローダー(除雪機)での作業灯活用事例
ホイールローダー(除雪機)での更に詳しい作業灯使用事例は以下のよりご確認頂けます↓↓
船舶・漁船での作業灯活用事例
船舶・漁船での更に詳しい作業灯設置事例は以下よりご確認頂けます↓↓
重機での作業灯活用事例
重機での更に詳しい作業灯設置事例は以下よりご確認頂けます↓↓
まとめ
LED作業灯ですが、強力な明かりで夜間作業を強力にサポートする事が可能ですが、無線機器などと併用した場合にノイズの発生源となってしまうケースも多々あります。
しかし、作業灯の設置場所を工夫や配線のつなぎ方を変更したりする事で新しい作業灯をご用意頂く無くてもノイズの問題を解消できる場合も御座います。
お手元の作業灯のノイズでお困りの際にはノイズレス作業灯の導入だけでなく、先ずは今回お伝えしたノイズ解消方法もぜひ試してみてください。