現在の生活において電気は無くてはならない物となっておりますが、自然災害が発生した際に「停電」も起きてしまうと何も出来なくなってしまう・・・
特に事前に準備していない状況での停電となると、モバイルチャージャーなどの充電も出来ておらず、スマホの充電が切れたら周囲との連絡が取れなくなる・・・と言った可能性も考えられます。
いつ電気が復旧するか分からない様な状態で、「スマホの充電さえ出来れば情報を集められるのに・・・」
この様な際に事前に充電していなくてもスマホの充電を行える方法が有ったら、精神的な支えになるかと思います。
今回ですが、NLAセレクトで扱っているアイテムを組み合わせて上記の問題を解決する方法をお伝えして参ります。
Contents
停電時に継続的に充電可能な方法について
停電した際の一般的なスマホの充電方法
日常的に停電に備えてモバイルチャージャーなどをしっかり充電しておいた場合には、モバイルチャージャーの容量が無くなるまでの間は電源に困ると言った事は無いかと思います。
【事前に充電しておく事で役立つ物】・・・充電の継続性が無い物
・モバイルチャージャー
・ノートパソコンのバッテリー
・電動工具のバッテリー
電動工具のバッテリーに関しては使用電圧が高い分、使い方次第で非常に便利な物となります。マキタ製のパワーツールバッテリーの利便性を高めるアダプターを使った活用方法に関しては以下の記事にてご紹介しておりますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
停電時に継続的にスマホ充電を行う際に役立つアイテム
では、具体的にどう言った商品を使って電気の無い中でスマホの充電を行える様にするかと言いますと、以下の3商品を組み合わせる形となります。
・USB充電器(出力機能付き)
・18650電池
各商品に関する仕様は以下となります。(NLAセレクトで取り扱っている商品の場合)
ソーラーパネル
5V/2Aと5V/1Aの出力が搭載されたソーラーパネルとなります。ソーラーパネルの出力ですが、1AですとiPhoneの充電は可能ですが、iPadの充電を行う際には必要な電流が足りず、充電を行う事が出来ないです。(当店のUSB充電器も2Aを推奨しております)
当店のソーラーパネルに限らず、2Aの出力を搭載した物の方が何かと利便性は高いです。
ソーラーパネルを使った直接充電方法
iPhoneやUSBケーブルを使って充電するヘッドライトなどUSB充電の機器に関してはソーラーパネルとUSBケーブル接続する事で充電する事が可能となっております。
こちら方法を使う場合には、この後説明するUSB充電器と18650電池を使った充電方法は不要となります。
昼間の間に出来るだけ多くの電力を確保しておく方法として、この後説明をする「バッテリーに充電を行う」と言う方法が有ります。
USB充電器
充電器の一番右側のスロットは5V出力も可能となっており、バッテリーを充電した後に5V/1A出力のモバイルチャージャーとしてもお使い頂く事が可能です。
充電状況をゲージで確認する事ができ、充電が完了するとゲージが青く点灯します。
(充電中はゲージが点滅します)
入力 DC5V/2A
出力 5V/1A(一番右側のスロットのみ対応)
充電時の電流値
・4本時/500mAh(充電完了までおよそ7時間)※
・3本時/700mAh (充電完了までおよそ5時間)※
・2本時/1000mAh(充電完了までおよそ3.5時間)※
・1本時/2000mAh(充電完了までおよそ2時間)※
※今回はソーラーパネルでの充電を前提としておりますので、数値に関しては参考程度にお考え下さい。
充電状況をインジケーターで表示、バッテリーの充電状況が目視確認出来ます。
対応充電池: Li-ion:18650,18490,18350,17670,17500,16340(RCR123),
14500,10440,
Ni-Cd:AA(単3充電池) AAA(単4充電池)
USB急速充電器ですが、充電時のモードの切り替えや出力の方法に関しての説明動画となります。(動画の充電の際にはコンセントを使っております)
18650電池
NLAセレクトでは3,400mAhと2200mAhの2種類の18650電池を取り扱っておりますが、今回の充電には3400mAhの18650電池を使用したとして考えた場合
電池の容量・・・3250mAh(当店18650電池の最低保証電流)×3.7V・・・12025
12025÷5V(充電時の電圧)・・・2405(当店3400mAhの18650電池1本を使って出力可能電流値)
3400mAhの電池1本で5Vに変換した場合、およそ2400mAh分の充電が可能となります。参考値としてiPhoneのバッテリーの容量は以下となります。
iPhoneの種類 | バッテリー容量 |
iPhone7 | 1,960mAh |
iPhone7Plus | 2,900mAh |
iPhone8 | 1,821mAh |
iPhone8Plus | 2,675mAh |
iPhoneX | 2,716mAh |
iPhoneXR | 2,942mAh |
iPhone11 | 3,110mAh |
iPhone11Pro | 3,046mAh |
18650電池に関しては以下の記事にて詳しくまとめております。
停電時の継続的なスマホ充電方法
具体的な充電方法に関してですが
2.ソーラーパネルを直射日光に照射してUSB充電器に給電を行う
3.日中の間に18650電池を出来るだけ充電しておく
4.日中に充電しておいた18650電池をUSB充電器の一番右側のスロットにセットし、出力モードでスマホを充電する
18650電池を装着したUSB充電器はソーラーパネルの影に隠すようにして直射日光が当たらない様、注意してください。
(直射日光が長時間当たる事で電池が熱を吸収し、異常発熱などの故障の繋がる可能性が有る為)
スマホの充電以外にも活用する方法
ソーラーパネルとUSB充電器・18650電池を組み合わせて充電を行う場合、スマホの充電以外にも活用が可能です。一例を挙げますと
・ソーラーパネル+USB充電器+18650電池⇒LED懐中電灯などの電源
・ソーラーパネル+USBヘッドライト⇒18650電池の充電にも利用出来ます
(充電には時間が掛かります)
◆18650電池を電源とする機器に関してはソーラーパネルとUSB充電が行える機器が有れば停電の際にも、昼間の天気さえ良ければ安定的に電源を確保する事が可能となります。
停電時のスマホ充電に関するまとめ
事前にチャージしておけば利用できる手段として
・モバイルチャージャー
・ノートパソコンのバッテリー
・電動工具のバッテリー
と言った方法が有ります。
停電した後からでも電源を確保してスマホを充電する方法として
・ソーラーパネル
・USB充電器(出力機能付き)
・18650電池
を組み合わせると言った方法が有ります。
ソーラーパネルとスマホを繋げて直接充電する方法も有りますが、昼間の間にスマホのバッテリーとは別に18650電池などのバッテリーにも充電しておくで夜間にバッテリー切れを起こしそうになった際にもスマホの充電が可能となります。
停電時の電源確保の方法の一つとしてご参考になれば幸いです。