船舶用 ledライト選定で失敗しない為の注意点と4つのおすすめ用品とは?

LED作業灯 漁船点灯写真

奈奥特さん
「作業灯を漁船に付けて明るくて便利」って情報を見たんだけど・・・
NLAセレクト
そうなのですね、当店でも大変多くのお客様に船舶で作業灯をご利用頂いております。
奈奥特さん
へぇー、ところで実際のところ船舶で作業灯の利用ってトラブルとかは大丈夫?
NLAセレクト
こちらに関してですが、船舶(海)での作業灯ご利用に関しては2点ほど注意して頂きたい事が御座います。それなので、今回詳しくお伝え致しますね。

LED作業灯ですが、漁船などの船舶でもご利用頂いており、
「今までのライトより、かなり明るくなった」
と言った感じで作業灯を初めてご利用になった際には明るさに驚かれる方も多くおります。

漁船でお使いのお客様ですと船一隻に10個以上作業灯をお取付になると言ったお客様もおられます。

海での作業灯のご使用に関しては明るいタイプが非常に人気ですが、作業灯をご使用になる際に海ならではの問題や船に搭載した機器との相性と言った部分にも注意が必要だったりします。

NLAセレクトではこれらでお悩みのあなたの問題を解消出来る様に商品の改良・テストを行い、情報をまとめてみました。

実際に作業灯をご利用頂いているお客様の設置事例と併せてご紹介していきます。

漁船48w作業灯設置写真

漁船に作業灯を設置して夜間に点灯させた際の写真です

Contents

船舶での作業灯ご利用に関しての2つの注意点とは?

プレジャーボート48w作業灯設置写真

NLAセレクト
船舶で作業灯をご使用になる際ですが、
【無線や魚群探知機との併用】
【作業灯のステーの錆び】
に関してご注意頂けたらと思います。
奈奥特さん
無線とか魚群探知機って作業灯と関係あるの?
NLAセレクト
作業灯をご使用になった際に発生する電磁波により、無線機器や魚群探知機にノイズが入ってしまう可能性が考えられます。

船舶での作業灯のご使用に関してですが、船舶無線や魚群探知機などへのノイズの影響と海での使用による作業灯を固定するステンレス部分の錆び付きに関しての問題と言うのが、注意して頂きたい2つのポイントとなります。

作業灯のノイズ対策に関して

ノイズの問題に関してですが、作業灯本体に専用パーツを取り付ける等、生産者側で根本的な対策をしていない場合、商品名がノイズ対策となっていてもノイズが発生する事が多々御座います。(当店でもご相談を受けております)

漁船・船舶に限らず、トラックや重機などでも作業灯を点灯したら

「急に無線の調子が悪くなった」
「ラジオが聞けなくなる・・・」

という問題で既にお悩みの場合ですが作業灯が問題の原因となっている場合も御座います。

この場合に関しては、作業灯を設置する位置等でノイズが軽減される可能性もございます。既にお使いの作業灯のノイズ改善策に関しては以下の記事に情報をまとめましたのでご確認頂けたら幸いです。

漁船・魚群探知機ノイズ

LED作業灯のノイズ発生でお困りの際に読んで欲しい対策とは?

また、これから船舶に作業灯の設置をお考えのあなたは、無線機器や魚群探知機の有無なのでどの様な作業灯やLED照明が最適かご判断頂けたらと思います。

NLAセレクトの「ノイズが出ない作業灯」に関して

ノイズが出ない作業灯をお探しの際には、どの様な理由で作業灯のノイズが発生しないかを説明している商品をお選び頂いた方が作業灯選びに失敗せずにご使用頂けるかと思います。

NLAセレクトノイズ対策

また作業灯の構造上、チップや基盤内の回路が複雑になりがちな作業灯ほど商品としてノイズの発生する可能性が高い商品となります。

【ノイズの発生確率イメージ】
15w作業灯<27w作業灯<48w作業灯

フェライトコアを装着する事で状況が改善される可能性も御座いますが、当店では作業灯の基盤にノイズの発生を防ぐためのパーツを取付けてノイズが発生しない様にカスタムしております。

48w作業灯 基盤写真

NLAセレクト48w作業灯の基盤の写真になります(最新モデルは更に改良を加えております)

NLAセレクトの「ノイズが発生しない」作業灯に関しては以下よりご確認頂けます↓↓

ノイズが出ない48w作業灯48w作業灯・海仕様セット27wノイズレス作業灯

27w作業灯・ノイズレス仕様

27w作業灯(四角)でもノイズを気にせずご利用可能になりました

作業灯設置用ステーの錆び付きに関して

作業灯 ステー錆び写真

海で作業灯を使用していて錆びてしまった取付ステーの写真です

奈奥特さん
作業灯のステーってなんで錆びるの?ひょっとしてステンレスじゃなくて鉄を使っているからなんじゃないの?
NLAセレクト
ステンレスにもさまざまの種類があり、コストの安い物・加工を行いやすい物、錆びに強い物などが御座います。
奈奥特さん
それじゃあ海で使う際には「錆びに強い」タイプを使えば良いって事?
NLAセレクト
作業灯固定のステンレス部分の錆の発生を絶対に防ぎたい場合は「錆びに強い」タイプのステーのご使用が一番宜しいかと思います。
補足
NLAセレクトの作業灯ですが、15w・27w・36w・48w作業灯に同梱しておりますステーに関しても錆に対して一定の耐性がある物を採用しております。

検査機関で作業灯ステーの錆び付き具合のテストを行いました

先程もご説明した通り、ステンレスにも種類があり、サビびやすいステンレスとサビに強いステンレスが存在します。

そのため当店でもステンレスごとにどのくらい錆つきの違いがあるか自社でのテスト・第3者の検査機関へ独自に依頼し、検査してみました。

◆検査機関でのテストはサビをテストする為の機械に作業灯のステーをセットし、168時間(7日間)サビが発生しやすい環境の中でテストを行いました。

検査機関・作業灯ステーテスト

検査機関で作業灯ステーの錆びのテストを行いました

4つのステー(種類は3種類)でテストを行い、結果は以下の様になりました。

一つ目のステー
作業灯ステーSUS304

二つ目のステー
作業灯ステーSUS202

三つ目のステー
作業灯ステーSUS316

一つ目と三つ目に関してはパッと見た感じは大きな違いが無いのですが細かな部分を見てみると・・・

一つ目のステー

作業灯ステー錆びテスト

ワッシャー部分に若干ですがサビが発生しております

三つ目のステーはと言いますと・・・

SUS316錆びテスト

検査機関で168時間の錆びのテストを行いましたが大きな変化はありませんでした

ステーの種類(ステンレスの種類)ごとに結果が違うのがお分かりかと思います。

それぞれのステーがどの様な物かと言いますと

一つ目のステー・・・SUS304ステー(NLAセレクトで2016.11頃から同梱しているステー)
二つ目のステー・・・一般的なステー(NLAセレクトで以前使用していたステー)
三つ目のステー・・・SUSステー(NLAセレクトで海仕様セットで同梱しているステー)

となっております。

検査を終えた後の写真を見ると、SUS304のステー(NLAセレクトが現在作業灯に同梱しているステー)で問題無い様に感じられるかもしれません。

サビが発生しにくい場所での作業灯のご使用や「ステーが錆びても全く問題ない」と言う場合であれば特に気にせずお使い頂いて宜しいかと思います。

補足
漁船など海でのご使用だけでなく、凍結防止剤をご使用する環境では長期的にみるとSUS316の方が安心してお使い頂けますのでご使用状況に合わせてご判断してみて下さい。

作業灯のボルト設置部分と塗装の耐久性に関して

LED作業灯・電蝕破損
LED作業灯を船舶などでご使用頂く場合ですが、ご使用期間が1年など、一定期間経過したお客様より

・作業灯のケース部分の塗装が剥がれる
・ステーを取り付ける部分(ボルトを通す部分)が割れた

と言ったお話を頂く事が有りました。

この問題を防ぐ(発生するタイミングを出来るだけ遅らせる)為の方法ですが

「防食用塗料を作業灯設置前に塗布して頂く」

こちらの対応を行って頂く事で、効果が期待できますので、作業灯を船舶等で長期間ご使用をお考えの場合にはお試し頂けたらと思います。

船舶でのLED作業灯の使用実例に関して

この48w作業灯に関してですが、漁船でのご使用事例をピックアップしてみました

48w作業灯・船舶設置事例1

船舶作業灯 設置写真

船舶に作業灯を取り付けた際の写真です。(消灯時)

船舶 作業灯設置写真

船舶にLED作業灯を取り付けてアップで撮影した写真です(消灯時)

実際に点灯するとこんな感じになります↓

船舶 LED作業灯 点灯写真

船に作業灯を設置し実際に作業灯を点灯した際の写真になります

LED作業灯 漁船点灯写真

LED作業灯を漁船に取付けて点灯させた状態の写真です

LED作業灯 船舶点灯写真

船に作業灯を設置し、実際の点灯させた際の写真です(アップ写真)

夜間点灯時はこの様な感じになります↓↓

48w作業灯・船舶夜間設置事例

船舶に48wLED作業灯を設置して点灯させた際の写真です

船舶に48wLED作業灯を設置して点灯させた際の写真です

48w作業灯を船に取り付けて作業灯を実際に点灯させた際の写真です

48w作業灯を船に取り付けて作業灯を実際に点灯させた際の写真です

船舶に設置した作業灯をかなり近くから撮影したものです。実際に肉眼で見る場合は、直視出来ないくらい眩しいです

船舶に設置した作業灯をかなり近くから撮影したものです。実際に肉眼で見る場合は、直視出来ないくらい眩しいです

48w作業灯・船舶設置事例2

ボート作業灯設置写真 作業灯 船舶設置写真

48w作業灯・船舶設置事例3

漁船・作業灯点灯写真 船舶甲板・作業灯設置写真

48w作業灯・船舶設置事例4

48w作業灯 船舶設置写真 作業灯取付写真 漁船・作業灯設置写真
漁船48w作業灯設置写真

操舵室の上に作業灯を
お取付になっております

48w作業灯取付(アップ写真)

先程の写真をアップで撮影した物です

作業灯取付写真
作業灯取付写真

先程とは別の箇所に
もう一つ設置されております

48w作業灯・船舶設置事例5

漁船ライト設置事例 船舶ledライト 漁船 led照明 船舶 夜間照明 48w作業灯 船舶設置事例

48w作業灯・船舶設置事例6

船舶led作業灯 設置

漁船に作業灯を設置した写真です

漁船・作業灯アップ写真

今回の漁船に設置した作業灯は48w作業灯です

漁船作業灯・昼間点灯写真

漁船に設置したし作業灯を昼間に点灯した際の写真です

プレジャーボート作業灯設置写真
トップでも紹介した写真です。今紹介した漁船に設置した48w作業灯を夜間に点灯させた際の写真になります。

お客様のご感想
船舶での電流には限りがあります。本製品はLEDでバッテリーにやさしく、光力も素晴らしいです。夜間の操業など助かっています。

堤防で48w作業灯の点灯テストを行ってみました

船舶へ作業灯を設置した事例とは異なりますが、堤防で48w作業灯を点灯テストした際の動画です。(使用した作業灯は48ワットタイプが1個)

明るさの目安にして頂けたらと思います。

船舶で作業灯ご利用時におすすめの4アイテムのご紹介

さて、船舶への作業灯設置写真、作業灯を設置する際の注意点とお伝えしてきましたが、海で作業灯を使用する際の大まかなイメージは出来ましたでしょうか?

ここでは更に海で作業灯を使用する際に役立つパーツの紹介をしようと思います。あなたが既に作業灯をお使いになっている場合でも、お使いの作業灯をそのまま活用できます。

必要に応じて作業灯関連パーツをご活用頂けたらと思います。

錆びないLED作業灯ステー

★船舶に設置した作業灯のステーが錆びずに利用可能!
お使いの作業灯ステーが錆びて困る・・・と言った際におすすめ!
SUS316 作業灯ステー

ステンレスにも種類が有り、海でご使用される際に最適な錆びに強い性質を持ったSUS316のステーです。

防水仕様LEDテープライト

★設置場所を気にせずに利用可能なテープライト!
明るさに関しては15w作業灯よりも明るく、ノイズも気にせずにご利用頂けます。

LEDテープライト

屋外でも使用可能な防水仕様のLEDテープライトです。

実際の使用事例

夜間に漁船に設置したledテープライトを転倒した際の様子です。
作業灯の明るさで表すと1メートルのテープライトで15w作業灯と同程度となります。

LEDテープライトに関してですが以下の記事にて性能や活用事例などを詳しくまとまておりますのであわせてご確認頂けたら幸いです。

商用車・テープライト活用事例

LEDテープライトの防水性と実際の活躍する4つの場面とは?

作業灯設置用パイプブラケット

★作業灯を頻繁に微調整したい場合
作業灯を設置される際ですが、基本的には固定してお使いになると思います。ただ、その際にご使用機器に穴を開けたくなかったり、後から作業灯の位置を微調整したい・・・

とお考えのあなたに最適なのが「作業灯用ブラケット」

作業灯ブラケット写真

パイプ等に作業灯を取り付ける際に特におススメのアイテムです。

実際の使用事例

船舶に作業灯用ステーを利用して48w作業灯を設置した事例になります。

プレートタイプ用ブラケット

お使いの場所にパイプ状の物が有ればご使用頂く事が可能です。「パイプ状の物が無いんですけど・・・」と思ったあなた!パイプ用ブラケット以外にも作業灯を固定する方法は御座います!

薄いプレート状の物がある状況でしたら以下のタイプのブラケットをご使用頂く事が可能となっております。

作業灯を設置する際にお使いの機器に本商品を挟み込む様にして作業灯を設置できます。

実際の使用事例

船舶に作業灯を設置する際に挟み込み式のステーを利用しました。

まとめ

今回ですが船舶への作業灯設置に関するチェックポイント・実際の設置事例・サポートアイテムに関してお伝えして参りました。

NLAセレクトをご利用のお客様ですが、船舶に作業灯をご使用になられる場合、やはり48w作業灯が特に多くの方に支持されております。
(ノイズが発生しない+ステーが錆びに強い)

既に作業灯をお持ちの場合ですが、今回ご紹介した関連パーツなどを上手く活用して、夜間の船舶でのお仕事を便利にして頂けたらと思います。