LED作業灯ですが、漁船などの船舶でもご利用頂いており、
「今までのライトより、かなり明るくなった」
と言った感じで作業灯を初めてご利用になった際には明るさに驚かれる方も多くおります。
漁船でお使いのお客様ですと船一隻に10個以上作業灯をお取付になると言ったお客様もおられます。
海での作業灯のご使用に関しては明るいタイプが非常に人気ですが、作業灯をご使用になる際に海ならではの問題や船に搭載した機器との相性と言った部分にも注意が必要だったりします。
NLAセレクトではこれらでお悩みのあなたの問題を解消出来る様に商品の改良・テストを行い、情報をまとめてみました。
実際に作業灯をご利用頂いているお客様の設置事例と併せてご紹介していきます。
Contents
船舶での作業灯ご利用に関しての2つの注意点とは?
【無線や魚群探知機との併用】
【作業灯のステーの錆び】
に関してご注意頂けたらと思います。
船舶での作業灯のご使用に関してですが、船舶無線や魚群探知機などへのノイズの影響と海での使用による作業灯を固定するステンレス部分の錆び付きに関しての問題と言うのが、注意して頂きたい2つのポイントとなります。
作業灯のノイズ対策に関して
ノイズの問題に関してですが、作業灯本体に専用パーツを取り付ける等、生産者側で根本的な対策をしていない場合、商品名がノイズ対策となっていてもノイズが発生する事が多々御座います。(当店でもご相談を受けております)
漁船・船舶に限らず、トラックや重機などでも作業灯を点灯したら
「急に無線の調子が悪くなった」
「ラジオが聞けなくなる・・・」
という問題で既にお悩みの場合ですが作業灯が問題の原因となっている場合も御座います。
この場合に関しては、作業灯を設置する位置等でノイズが軽減される可能性もございます。既にお使いの作業灯のノイズ改善策に関しては以下の記事に情報をまとめましたのでご確認頂けたら幸いです。
また、これから船舶に作業灯の設置をお考えのあなたは、無線機器や魚群探知機の有無なのでどの様な作業灯やLED照明が最適かご判断頂けたらと思います。
NLAセレクトの「ノイズが出ない作業灯」に関して
ノイズが出ない作業灯をお探しの際には、どの様な理由で作業灯のノイズが発生しないかを説明している商品をお選び頂いた方が作業灯選びに失敗せずにご使用頂けるかと思います。
また作業灯の構造上、チップや基盤内の回路が複雑になりがちな作業灯ほど商品としてノイズの発生する可能性が高い商品となります。
【ノイズの発生確率イメージ】
15w作業灯<27w作業灯<48w作業灯
フェライトコアを装着する事で状況が改善される可能性も御座いますが、当店では作業灯の基盤にノイズの発生を防ぐためのパーツを取付けてノイズが発生しない様にカスタムしております。
NLAセレクトの「ノイズが発生しない」作業灯に関しては以下よりご確認頂けます↓↓
作業灯設置用ステーの錆び付きに関して
NLAセレクトの作業灯ですが、15w・27w・36w・48w作業灯に同梱しておりますステーに関しても錆に対して一定の耐性がある物を採用しております。
検査機関で作業灯ステーの錆び付き具合のテストを行いました
先程もご説明した通り、ステンレスにも種類があり、サビびやすいステンレスとサビに強いステンレスが存在します。
そのため当店でもステンレスごとにどのくらい錆つきの違いがあるか自社でのテスト・第3者の検査機関へ独自に依頼し、検査してみました。
◆検査機関でのテストはサビをテストする為の機械に作業灯のステーをセットし、168時間(7日間)サビが発生しやすい環境の中でテストを行いました。
4つのステー(種類は3種類)でテストを行い、結果は以下の様になりました。
一つ目のステー
二つ目のステー
三つ目のステー
一つ目と三つ目に関してはパッと見た感じは大きな違いが無いのですが細かな部分を見てみると・・・
一つ目のステー
三つ目のステーはと言いますと・・・
ステーの種類(ステンレスの種類)ごとに結果が違うのがお分かりかと思います。
それぞれのステーがどの様な物かと言いますと
一つ目のステー・・・SUS304ステー(NLAセレクトで2016.11頃から同梱しているステー)
二つ目のステー・・・一般的なステー(NLAセレクトで以前使用していたステー)
三つ目のステー・・・SUSステー(NLAセレクトで海仕様セットで同梱しているステー)
となっております。
検査を終えた後の写真を見ると、SUS304のステー(NLAセレクトが現在作業灯に同梱しているステー)で問題無い様に感じられるかもしれません。
サビが発生しにくい場所での作業灯のご使用や「ステーが錆びても全く問題ない」と言う場合であれば特に気にせずお使い頂いて宜しいかと思います。
漁船など海でのご使用だけでなく、凍結防止剤をご使用する環境では長期的にみるとSUS316の方が安心してお使い頂けますのでご使用状況に合わせてご判断してみて下さい。
作業灯のボルト設置部分と塗装の耐久性に関して
LED作業灯を船舶などでご使用頂く場合ですが、ご使用期間が1年など、一定期間経過したお客様より
・作業灯のケース部分の塗装が剥がれる
・ステーを取り付ける部分(ボルトを通す部分)が割れた
と言ったお話を頂く事が有りました。
この問題を防ぐ(発生するタイミングを出来るだけ遅らせる)為の方法ですが
「防食用塗料を作業灯設置前に塗布して頂く」
こちらの対応を行って頂く事で、効果が期待できますので、作業灯を船舶等で長期間ご使用をお考えの場合にはお試し頂けたらと思います。
船舶でのLED作業灯の使用実例に関して
この48w作業灯に関してですが、漁船でのご使用事例をピックアップしてみました
48w作業灯・船舶設置事例1
実際に点灯するとこんな感じになります↓
夜間点灯時はこの様な感じになります↓↓
48w作業灯・船舶夜間設置事例
48w作業灯・船舶設置事例2
48w作業灯・船舶設置事例3
48w作業灯・船舶設置事例4
48w作業灯・船舶設置事例5
48w作業灯・船舶設置事例6
トップでも紹介した写真です。今紹介した漁船に設置した48w作業灯を夜間に点灯させた際の写真になります。
船舶での電流には限りがあります。本製品はLEDでバッテリーにやさしく、光力も素晴らしいです。夜間の操業など助かっています。
堤防で48w作業灯の点灯テストを行ってみました
船舶へ作業灯を設置した事例とは異なりますが、堤防で48w作業灯を点灯テストした際の動画です。(使用した作業灯は48ワットタイプが1個)
明るさの目安にして頂けたらと思います。
船舶で作業灯ご利用時におすすめの4アイテムのご紹介
さて、船舶への作業灯設置写真、作業灯を設置する際の注意点とお伝えしてきましたが、海で作業灯を使用する際の大まかなイメージは出来ましたでしょうか?
ここでは更に海で作業灯を使用する際に役立つパーツの紹介をしようと思います。あなたが既に作業灯をお使いになっている場合でも、お使いの作業灯をそのまま活用できます。
必要に応じて作業灯関連パーツをご活用頂けたらと思います。
錆びないLED作業灯ステー
★船舶に設置した作業灯のステーが錆びずに利用可能!
お使いの作業灯ステーが錆びて困る・・・と言った際におすすめ!
ステンレスにも種類が有り、海でご使用される際に最適な錆びに強い性質を持ったSUS316のステーです。
防水仕様LEDテープライト
★設置場所を気にせずに利用可能なテープライト!
明るさに関しては15w作業灯よりも明るく、ノイズも気にせずにご利用頂けます。
LEDテープライトに関してですが以下の記事にて性能や活用事例などを詳しくまとまておりますのであわせてご確認頂けたら幸いです。
作業灯設置用パイプブラケット
★作業灯を頻繁に微調整したい場合
作業灯を設置される際ですが、基本的には固定してお使いになると思います。ただ、その際にご使用機器に穴を開けたくなかったり、後から作業灯の位置を微調整したい・・・
とお考えのあなたに最適なのが「作業灯用ブラケット」
プレートタイプ用ブラケット
お使いの場所にパイプ状の物が有ればご使用頂く事が可能です。「パイプ状の物が無いんですけど・・・」と思ったあなた!パイプ用ブラケット以外にも作業灯を固定する方法は御座います!
薄いプレート状の物がある状況でしたら以下のタイプのブラケットをご使用頂く事が可能となっております。
まとめ
今回ですが船舶への作業灯設置に関するチェックポイント・実際の設置事例・サポートアイテムに関してお伝えして参りました。
NLAセレクトをご利用のお客様ですが、船舶に作業灯をご使用になられる場合、やはり48w作業灯が特に多くの方に支持されております。
(ノイズが発生しない+ステーが錆びに強い)
既に作業灯をお持ちの場合ですが、今回ご紹介した関連パーツなどを上手く活用して、夜間の船舶でのお仕事を便利にして頂けたらと思います。