led作業灯の100V仕様を使うメリットと実際の使用感とは?

led作業灯 100vアイキャッチ

ご家庭やガレージなどでご使用されているLED投光器ですが、NLAセレクトでも多くのお客様にご購入頂いており、多数のご使用時例などもご紹介してきました。

お客様の投光器のご使用時例やご感想などを元にして、NLAセレクトにて既存の商品の問題点を考え、48W作業灯をベースとした新しい商品を開発しました。

今回ですが、こちらのNLAセレクトオリジナルのled作業灯 100V仕様に関しての特徴やメリットなどをお伝えして参ります。

Contents

なぜ投光器では無く100V仕様のled作業灯が必要なのか?

100V作業灯・本体写真

NLAセレクトでは既に100Vの家庭用コンセントにてお使い頂ける「LED投光器」を販売しており、今回取り扱いを始めたled作業灯の100V仕様の商品と用途は同じ物となります。

同じ用途にも関わらず何故、本商品を開発する事にした大きな理由としましては以下の3つが御座います。

1.投光器のレンズの問題に関して(ガラス製の為、破損しやすい)
2.海での投光器のご使用が錆びの問題から不向きである
3.既存の投光器にノイズレス機能まで搭載した際のコストについて

1.投光器のレンズの問題に関して

LED投光器50w ノイズレス

ラジオ等と一緒に使用してもノイズが発生しないノイズレス仕様の50W投光器です。

LED投光器のレンズ部分ですが「ガラス製」となっております。その為【取り扱い時にガラスが破損する可能性がある】と言う問題点が有りました。
(ガラスが破損すると防水性が失われる為、屋外でご使用頂けなくなってしまいます)

また、50W投光器ともなるとガラスの面が大きくなり、ガラスの重さもそれなりとなってしまっておりました。

対してLED作業灯に使用しているレンズはPMMAと言うアクリル樹脂を加工したものとなっており、お取り扱い頂く際に割れてしまうという問題が発生せず、ガラスに比べて軽量でも有るので、取り扱いやすいという特徴が御座います。

2.海での投光器のご使用に関して

船舶・甲板作業灯照射事例
船舶の電源に関してですが、最近は100Vのバッテリーを電源とする物も出てきております。電源が100Vなのでご使用頂く照明としましてはLED作業灯ではなくLED投光器となります。

ただ、こちらのLED投光器はスタンド部分をはじめ塗装した鉄を使っている部分が所々にある為、海で投光器をお使い頂くと短期間で錆び付いてしまうという問題点が有りました。

対してLED作業灯は本体部分がアルミを加工した物となっており、投光器よりも海での耐久性が高いことに加え、作業灯を固定する金属製のステーも海専用の物が存在する等、海でのご使用を想定して構造となっております。

3.既存の投光器にノイズレス機能まで搭載した際のコストについて

投光器に使用する部品が作業灯よりも高い事からノイズレス機能まで搭載すると金額がどうしても高くなってしまっておりましたが、ベースを既にノイズレス機能を搭載している作業灯とする事で電圧の調整のみ行えばいい形となり、既存商品よりも大幅なコストダウンを行う事が出来ました。

led作業灯を100Vの具体的な商品仕様に関して

led作業灯・100V通電時写真
次にled作業灯を100V対応に改造し、どう言った仕様になっているか簡単にまとめますと

1.家庭用の100Vコンセントでお使い頂けます
2.作業灯(投光器)本体にスイッチを搭載
3.ノイズレス機能を搭載
4.50W投光器の大きさの四分の一以下、明るさは約三分の二
5.照射角度は60度

この様になっており、各項目の詳しい説明は以下となります。

家庭用コンセントに繋げてご使用頂けます

今までも作業灯を使って100V(家庭用コンセント)から点灯させる方法は存在しましたが、その場合には100Vの電圧を12Vや24Vに変換するコンバーターを間に挟む事が必須となっておりました。

しかし、led作業灯の100V仕様は家庭用コンセントで使用可能な商品となっており、一般的な投光器と同じ用途でお使い頂ける商品となっております。

本体にスイッチを搭載(防水用のカバー付き)

led作業灯・100Vスイッチ写真
本商品ですが、ご使用頂く際の利便性を考えて本体にスイッチを設置しております。また、商品の屋外でのご使用も考えて、スイッチから機械内部に水が浸入しないよう、スイッチ部分にカバーも設置しております。

ノイズレス機能に関して

ラジオや無線機器とLED照明を併用される際の問題点として、LED照明を点灯した際に発生する【ノイズ】が挙げられます。

本商品はベースとなった48Wled作業灯と同様のノイズレス機能を搭載しておりますので、ラジオや無線機器との併用された際でもノイズを気にする事なく、ご使用頂ける商品となっております。

商品の大きさ・明るさに関して

led作業灯の100V仕様と50W投光器の大きさ比較

商品のサイズですが

led作業灯の100V仕様・・・縦106㎜×横106㎜×幅128㎜
50Wled投光器・・・縦275㎜×横285㎜×幅70㎜

となっており、50W投光器の四分の一程となっております。

明るさ(ルーメン)につきましては以下となります。

led作業灯の100V仕様・・・約3200ルーメン
50Wled投光器・・・約4500ルーメン

明るさに関しては50W投光器の方が上回っておりますので、ご使用になる環境やご予算等でご判断頂けたらと思います。

広範囲の照射に関して

100VのLED作業灯ですが、商品のベースとなるのは48W作業灯なので照射角度は60度となっております。その為、LED投光器の様に120度などの広範囲の照射をお考えの場合には50W投光器をお選び頂くのが宜しかと思います。

作業灯・投光器明るさ比較

ライト点灯時の作業灯・投光器の情報をまとめ比較した写真になります。

投光器と作業灯の比較

作業灯 ledを100vの電源でご使用する際の3つの確認事項とは?

【出来ない事に関して】

led作業灯の100V仕様ですが、作業灯に専用のパーツを取り付ける事で100Vにてお使い頂けるようになっておりますが、一般的な作業灯をご使用頂く際の電圧である12Vや24Vに関してはお使い頂けない仕様となっております。
(12Vや24Vで通電してもライトは点灯しません)

電圧を変更して作業灯をお使い頂きたい場合には当店の通常の作業灯とコンバーターを組み合わせる形にてご対応頂く様お願いいたします。

led作業灯パーツの100V仕様との互換性に関して

led作業灯をベースとしている本商品ですが、作業灯と同様のオプションパーツとの組み合わせが可能となっております。

100V仕様の作業灯でもお使い頂ける作業灯パーツですが、以下の商品となっております。(2021.3.20現在)

・作業灯用マグネット
・作業灯用ブラケット(挟み込み式ブラケット)
・イエローレンズ
・持ち運び用取っ手

各パーツのご紹介に関しては以下となっております。

作業灯用マグネットに関して

led作業灯・100V磁石使用写真

作業を行う際に作業灯をスポットライトの様にお使い頂く方法として強力な磁石にて作業灯を固定する方法が有りますが、こちらの100V仕様の作業灯でもお使い頂く事が可能となっております。

50W投光器に比べてコンパクトなサイズとなっておりますので、特定の場所に常時固定してお使い頂くのではなく、作業を行う際のみ磁石を使って固定してお使い頂くと言った方法との相性も非常に良い物となっております。

作業灯用ブラケットに関して

パイプブラケット設置写真
※写真は48W作業灯となります。

作業灯をパイプ状の箇所に固定する際に役立つ【作業灯用ブラケット】も本商品と組み合わせが可能となっております。また、薄いプレート上の鉄板等に固定する際に役立つ【挟み込み式ブラケット】も本商品との組み合わせが可能です。

NLAセレクトで扱っている作業灯用ブラケットですが、ブラケットのボルトサイズはM10となっております。(作業灯に同梱している物はM12)
作業灯とブラケットを組み合わせてお使いの場合には作業灯ステーのボルトをM12からブラケットに同梱しているM10サイズのボルトにご変更頂きご使用頂く様にして下さい。

作業灯ブラケットの活用事例は以下の記事をご参考にしてください。

作業灯ステー(挟み込み式)

作業灯設置の際に穴を空けずに使用機器に固定を行う方法とは?

イエローローレンズに関して

LED作業灯レンズ装着時写真

LED作業灯に黄色い作業灯用レンズを装着した際の写真です。

作業灯の光を白からレモンイエロー(薄い黄色)にする為のイエローレンズですが、100V作業灯でもご使用頂く事が可能となっております。

その為、雪の中などで作業される際など白い光だとお困りの際のみイエローレンズを装着して頂き、別のシーンでは通常通りの白い光でお使い頂くと言った方法でのご利用も可能となっております。

小型除雪機・イエローレンズ装着時写真

小型除雪機に48w作業灯を設置し、48w作業灯にイエローのレンズを装着した際の様子です。

持ち運び用取っ手に関して

作業灯取っ手・設置イメージ

作業灯を持ち運ぶ際に便利な取っ手を設置した際の写真です。

NLAセレクトの作業灯ですが、作業灯の裏面に小さなねじを止める事が出来る穴をあけております。こちらの穴ですが、専用の取っ手を取り付ける事が可能な穴となっており、取っ手を取り付ける事で作業灯の持ち運びの利便性が更にアップします。

led作業灯の100V仕様を実際にご使用頂いたお客様の事例とご感想

NLAセレクトで開発したled作業灯・100V仕様を実際にご使用頂いたお客様のご感想となります。

バイクの整備の際にも最適

led作業灯・100Vお客様使用事例1

お客様からのご感想
この時期になると日が暮れるのが早く外での作業をする際暗くなかなか全体的に光が行き渡らず作業がしにくいのですがこちらの商品は、 100v48wなので光が広い範囲に照らされとても使いやすかったです。
バイクの整備(キャブレター取外し)の際にも最適だと思います。また、ON.OFFスイッチが付いているので使い勝手が良いと思いました。写真は、車のホーンを交換した時の写真になります。

専門の機器でled作業灯のカンデラ(光度)の計測をして頂きました

お客様からのご感想
光が拡散するのでカレージ用のライトに適切。高い位置からガレージ全体を照らすもよし、自動車の下回り整備やエンジンルームを照らすのも良い。100Vで使える利便性。コードの長さも適切。スイッチの動作感やカバーがあるのが良い。
また、特殊な使用方法ではありますが停電時に「直ちに」使用できることです。私の自家用車は12Vを100Vに変換できるようにしていますが、この作業灯があれば延長コードがあればすぐに自宅室内を強力に照らすことが可能です。
作業灯が12Vでしか使えない場合には、配線を作成しなければならない。しかし、100V対応であれば家庭にある延長コードですぐに使用可能です。

こちらのお客様がお持ちの計測機器にて光度を測定頂き、9000カンデラを計測されたとご報告頂いております。

【9000カンデラ=自動車のヘッドライト並みの明るさ】

実際に計測された際の動画は以下となっております。
https://youtu.be/fYihH8TT4zM

日中でもマイナス5度の環境でのご使用事例

led作業灯・100Vお客様使用事例3

お客様からのご感想
北海道のオホーツク海に近い場所に住んでおり、商品が届いた時はとても寒く日中でも毎日マイナス5度以下の日が続いておりました。
手元に届いてから24時間外で点灯試験をしましたが問題なく使用できました。その時の最低気温はマイナス18度まで下がりましたがまったく問題ありませんでした。

カメラの3脚と組み合わせてのご使用事例

led作業灯・100Vお客様使用事例4

お客様からのご感想
使用していないカメラの三脚がありましたので、そちらを加工して作業灯を固定しました。100v投光器よりも小さく、重量もないので、カメラの三脚でも十分安定感
もあります。
配線の長さも十分あり、三脚の足を延ばしても問題ありません。投光器本体が大きくないので、持ち運びも便利で、また、三脚のおかげでどこでも自由な場所、高さ、向き等にて使用することができます。
48Wですので明るさも十分ですが、方向性があるため広範囲が明るくないので、2台横並びにて固定して使用できれば良いかと思いました。

雨の夜ボイラーへの灯油入れの際のご使用事例

led作業灯・100Vお客様使用事例5

お客様からのご感想
外灯がない状況、しかも雨の夜。しっかりと固定出来て、多少濡れても良いのを確認して給油作業開始。
給油していて便利だったのは、光が灯油缶に当たり残量がしっかりと分かること。これは意外に便利でした。

led作業灯の100V仕様を購入する際のまとめ

led作業灯の100V仕様ですが、NLAセレクトの48W作業灯の機能性をそのままLED投光器にシフトさせた商品となっており、ノイズレス機能やオプションパーツの充実度合い等からしても従来の投光器よりも利便性が高い物となっております。

また、従来のLED投光器と比較した際の海での耐久性やガラスレンズを使用しない事による安全性・取り扱いやすさ等の多くのメリットを備えた商品となっております。

ライトを点灯した際の照射角度に関しては従来の投光器の半分程度となっておりますが、60度程度の照射角度にて問題が無い場合には非常に使い勝手が良いのでご使用シーンに合わせてご検討頂けたら幸いです。