降雪地帯で必要になるのが除雪作業。その際に除雪機をご使用になられる方もおられるかと思います。LED作業灯ですが降雪地帯でも非常に多くの方に除雪機の照明としてもご利用頂いております。
今回ですが、除雪機の中でも家庭用の小型タイプに関しての作業灯設置事例や作業灯をご使用になる際に気になる事などを中心に情報をまとめてみました。
除雪機のライトをお探しの際にご参考にして頂けたらと思います。
Contents
除雪機の小型タイプのライトで気になる事をまとめてみました
ハロゲンとledの作業灯での明るさの違いに関して
あなたがお使いの除雪機で夜間や明け方に作業を行う際に特に重要となるのが、ライトの明るさだと思います。小型のタイプの除雪機にもホイールローダなどの大型の除雪機に使用している様な明るいライトが有ると安心かと思います。
そこで小型の除雪機に主に標準装備として取り付けられている「ハロゲン作業灯」とNLAセレクトで扱っている「LED作業灯」に関して明るさの比較を行ってみました。(明るさの比較を行ったのはホイールローダになります)
まず最初にハロゲン作業灯を設置されていたお客様がLED作業灯に変更された際の様子のご紹介を致します。
右側がNLAセレクトの48w作業灯を設置した除雪機で・左側はお客様が元々お取付になっていた55wハロゲン照明になります。
色の違いに関してはケルビンの違いによるもので、NLAセレクトの作業灯のケルビン数は6000ケルビンでハロゲンに比べると白っぽく見えます。
ハロゲン作業灯点灯時の写真
実際の明るさの違いはと言いますと、まずは元々の照明です
LED作業灯点灯時の写真
並べて比較するとこの様な感じなります
最後にもう一枚。48w作業灯を取り付けた除雪機を夜間に撮影した際の写真です
48w一つを点灯させた際の明るさと言うのが、”夜間でも細かな作業や文字も読めるレベル”ですので2つとなると直視できない位大変明るいです。
また、今回のお写真で遠くまで作業灯の光が届く事もご確認頂けたかと思います。除雪機のみならず、大型自動車・重機・船舶等、12vから24vの電源があれば、どこでもご利用頂けます。
LED作業灯とハロゲン作業灯の明るさの比較に関してですが以下の記事でも情報をまとめておりますのでご興味が有りましたご参考にしてみて下さい↓↓
除雪を行う際に乱反射でお困りの際におすすめのアイテムに関して
次に除雪機で除雪を行う際に問題となるのが、白い雪に対して作業灯の光も白い事で発生する「乱反射」です。この問題に関してですが、大型の除雪機・小型の除雪機共にお客様からご意見を頂き、NLAセレクトでは2通りの対策をご用意しております。
除雪機の小型タイプでも役立つイエローのレンズカバーに関して
こちらの対策ですが、
「あなたがお持ちの白い光の作業灯に黄色いカバーを取り付けて光を黄色く見せる」
と言った方法になります。こちらの方法のメリットですが、取付を行うカバーは着脱が自由に行えるので、必要な時のみ光を黄色く見せる事が出来るという事です。
黄色い光の作業灯に関して
次にご紹介するのはライトの光が最初から黄色いの作業灯です。作業灯を除雪機のみにご使用になる場合や先ほどの黄色い光のレンズカバーの色合いが不自然とお感じの場合は黄色い光の作業灯の方がおすすめです。
除雪作業の際にノイズが気になる場合
小型の除雪機ですとラジオや無線機と作業灯の併用と言う事例はあまり多くは無いですが、この様な場合に発生する問題として「 ラジオにノイズが発生する 」事が挙げられます。
ラジオにノイズが発生した場合は作業灯の設置位置を変更するなどで症状が改善される可能性が有ります。ノイズでお困りの際には以下の記事をご参考にして頂けたら幸いです。
作業灯の固定金具(ステー)の錆び付きが気になる場合に・・・
除雪機や降雪地帯で作業灯をご使用頂く場合雪を解かす為に凍結防止剤や融雪剤をお使いになられる事も多々あるかと思います。
凍結防止剤や融雪剤ですが、それぞれ塩化ナトリウム・塩化カルシウムが原料となっており、分かりやすく言うと【海で作業灯を使用しているのと同じ状況】と言う事になります。
作業灯のステーに関してですがステンレス製となっておりますが、こちらの塩化ナトリウム・塩化カルシウムはステーの錆びの原因となっております。
凍結防止剤をご使用になりますと作業灯のステーの酸化が進む(錆びる)のでステーの錆が気になる・錆びないステーが良いという場合には海仕様のステー・作業灯+ステーセットがオススメです。
作業灯ステーの材質やサビに関しての情報は以下の記事でまとめておりますのでご参考にして頂けたら幸いです↓↓
除雪機(家庭用小型タイプ)に作業灯を設置してみました
さてここからは実際に除雪機(家庭用の小型タイプ)に作業灯を実際に設置した際の様子をご紹介して参ります。
除雪機に搭載した作業灯の点灯の有無による明るさ比較
まずはこちらの小型除雪機に48w作業灯を設置した事例から紹介して参ります。
作業灯の配線に関して見てみると・・・
ヤナセの小型除雪機への設置事例
ヤナセの小型の除雪機に27w作業灯を設置した際の様子の紹介となります。設置の際にどんな感じかと言いますと・・・
実際に作業灯を点灯するとこの様な感じになります↓
作業灯を取り付ける事で夜間も問題なく除雪作業を行う事が可能となります。
また、除雪をされる場所が周囲に明かりがほとんどない場合などは強力な照明が必要かと思いますので、ご使用される場所に応じて27w作業灯と48w作業灯を使い分けて頂けたらと思います。
ヤマハの小型除雪機への設置事例
続いてですがヤマハの除雪機に48w作業灯を設置した事例になります。
夜間の作業の場合、昼間と違い非常に視界が悪いかと思います。また、場合によっては足元も雪によって滑りやすい状況かと思います。
その様な悪条件の中で作業をされる際に明るい作業灯をご使用頂く事で付近をしっかりと照射し、突起物やくぼみ等の危険からも回避できるかと思います。
除雪機・小型タイプ48w作業灯設置事例
最後にもう一例、小型の除雪機に作業灯を設置した事例をご紹介致します。
こちらの事例に関しても作業灯にイエローのレンズカバーを装着した際の様子が確認出来ます。
続いて通常点灯時と、イエローのレンズカバーを装着した際の比較写真になります。
まずは通常時の点灯の様子です。
続いてイエローのレンズカバーを装着した際の様子です。
さらに別角度からそれぞれの色合いを確認してみると
純正のライトより明るく、除雪がはかどりそうです。
いろいろお手数おかけしますが、よろしくお願いします。
ホイールローダなどの大型の除雪機の設置事例に関して
実際の利用シーンはこの様な感じになります↓↓
クボタの除雪機への作業灯設置事例
続いてですがクボタの除雪機に作業灯を設置した事例になります。使用している作業灯は48w作業灯で前面に2個、後方に2個となっております。
後ろの様子を見てみると・・・
ホイーローダーなどを使った大型の除雪機への作業灯の設置事例に関してですが、以下の記事にて詳しくまとめましたのでそちらをご参考にして頂けたらと思います。
まとめ
今回ですが除雪機(小型タイプ)に関してのお客様の実際の設置事例や作業灯をご利用頂く上での活用方法等をご紹介して参りました。
あなたのお使いの除雪機のライトをledに切替える事で除雪の際の視界が広がり、作業を行いやすくなると思いますので、ぜひLED作業灯を上手に活用して頂けたらと思います。
また、除雪の際にライトの光が白くて乱反射でお困りの際には今回ご紹介しましたイエローのレンズカバーを活用するなどして問題を解消して頂けたら幸いです。